恋のドレスと追憶の糸―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

穏やかな日々を送るクリスの前に、行方不明だったユベールが現れた。
クリスはイヴリンが会いたがっていることを伝えるが…
一方、弁護士ケネスも闇のドレスとクリスの過去に迫っていく。

いきなりアイスクリーム作りにムキになっているシャーリーが見れて満足。
面白い。大人げない彼の言動が面白かったのでフリルがやったことには目を瞑ろう。
氷の男の意味まで変化して腹筋が崩壊した。
クリフを巡って対立するシャーリーとパメラというのもいい。
あのシャーリーの提案は侮辱と取られても仕方ないような。
クリスたちが貧困にあえいでいるならともかく、彼女たちは彼女たちなりに幸せであのお店は特別な場所だろうしなぁ。
ここでユベールとクリスの背景の話がくるか。こっちも気になるけど、現在も気になるので複雑な気持ち。
クリスの闇って表面に出ているものより深い?
時々クリスの作るドレスが怖くなることがある。
クリスのことは好きなんだけど、人の心を見る力とドレスの腕前は時々とても恐い。
とか思っていたのが嫌な予感だったというか、これまでの幸せな時がなんだったんだろうというような展開に。
これは凹む。
今までのラストとは違う意味で泣きたくなってきた。
でも、これからどうなるのか。クリスたちの選んだ道は…と気になる。
クリスがリンダを捨てきれない限り、いつかシャーリーと衝突するとは思ってたしな。
クリスとパメラ…そしてシャーリーたちにもまたいつか穏やかな日常が訪れることを信じて続きを読みたい。
沈みまくっただけにあきさんがアントニーの気持ちを書いてくれてすっきりしました。

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