風の万里 黎明の空 十二国記 4
陽子サイドの事情を知ってると鈴や祥瓊勝手だなと思うけど、二人の現状も確かに辛いので仕方ない気も…
ただあれだけ民の恨みの声を聞きながらでも盲目的に月渓を悪人と見なす祥瓊にはびっくりする。
采王が厳しくも優しい。鈴につい ...
東の海神 西の滄海 十二国記
再読。
どちらというと雁主従は余裕があって美味しい脇役として登場する時が好き。
でも、あの二人にもこんな時代があったと思うと感慨深い。
延王が王向きだったからともかく、改めて性格見ると現実でも長生きしそうな ...
風の海 迷宮の岸 十二国記 2
再読。
泰麒が襲われた事件がショッキング。この世界では慶国の事件関係者みたいな特例でもない限り麒麟は大事にされるものだとばかり思ってたので。こんな事件あったっけ?と驚いてしまった。
あんな輩、泰麒にもう使令がいたら ...
月の影 影の海 十二国記 1
新装版で再読を始めたので備忘録を兼ねて感想メモ。
ジョウユウが頑なに出てこなかったのが読み返すと納得な理由があった。自業自得だけど、気持ち悪がる陽子の気持ちは想像できるのでこれは仕方ないのか。
何にせよジョウユウの ...
魔性の子 十二国記 0
十二国記を読んでて読むとホラーとしては怖くは無いけど、女怪たちと人間双方になんてことを…ってことが多くてハラハラする。
分かってて読んでてもそういう意味では怖い。
ついに作中でも人が亡くなり、周囲は泰麒を吊し上げ、 ...
殺戮にいたる病
読者からは初期から犯人が分かるタイプの物語構成。事件内容や結末が残酷でグロいので誰にでもは勧められないけれど、読みやすく内容も面白かった。
雅子の行動しだいで早期に事件が解決したかもと思うと複雑だった…謎の血が部
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者
上橋さんの過去作より医学というか医療技術が発達してきてるのが善し悪しというか、私はもうちょっとファンタジーよりの方が好き。
でも、本来のターゲット層の子供にそちらへ興味を持ってもらうのにはいいのかも。
と
鹿の王 (上) 生き残った者
擬似家族的な要素があるファンタジーが好きなので手に取ったのだけど、これ黒狼病から生き延びたヴァンと医師のホッサルたちが出会って黒狼病のワクチンを作る話なのかな。
疫病から生き延び奴隷生活を脱したヴァンサイドの方が物語
同士少女よ、敵を撃て
母と友人、故郷を失った少女セラフィマが復讐のため狙撃手を目指す。
そういえばソ連兵士主人公の話は読んだ覚えがない。なので良くも悪くも女性を自然と兵士に加え狙撃手として育成するという展開が新鮮だった。
凄惨
宝石の筏で妖精国を旅した少女
12歳の少女主人公のファンタジーということで児童書かなと思ってたけど、本編中に出てくる記載からして大人向けなのか。
なんでこんな発想が出てくるんだろうという突拍子もないところが不思議のアリスっぽい。なるほど。