F‐エフ‐ 黎明の乙女と終焉の騎士

2014年9月6日

F‐エフ‐ 黎明の乙女と終焉の騎士 (角川ビーンズ文庫)

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糸森 環
KADOKAWA/角川書店 (2014-03-29)
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突如異世界に召喚された少女・三島響。
彼女を後継者候補に選んだと言い放った“フォーチュン”と名乗る存在は、響を荒廃した世界エヴリールへとばす。
神々の加護を受けた響は、そこで唯一の生き残りである騎士リュイと出会い…
主人公の性格に癖がなく読み易い一人称。
ただ、それだけに三人称でもよかったのではと少し思ってしまいました。
リュイは長身で主人公との年の差ありか。いいね。
シルヴァイ面白い。
結婚しよう発言で緊張が緩んだし、オーリーンとのバランスもいい。
気持ちいいぐらいのナルシストだし、それでいていい人っぽいのがなんとも。
いや、人というか神だけど。
オーリーンの親しみ易さと響との会話が王道だけどそこが好きだな。
メインではなくて残念。
オーリーンは別れ際まで男前だったな。
展開的にもう出てこなさそうなのが悲しい。
うーん、リュイが最後の民だとすると後継者はどんな人だったんだろう。
人物紹介ページ見るとリュイがそうなのかと思えるけど、それだと矛盾してるしな。
エルが可愛い。リュイへの敵対心とかたまらん。
リュイは面倒見良さそうな所がいいね。
響が彼にとって大きな存在になるのは仕方がないことだよな、流れ的に。まさに運命。
響はリュイが自分の話を信じてくれて感謝してるけど、今の状況で響まで疑うのはむしろリュイにとってキツイんじゃないだろうか。
もう信じられるものなんて他にないんだし…
リュイの抱える孤独や響への過保護な言動などが萌えました。