おこぼれ姫と円卓の騎士 少年の選択
エンターブレイン
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三つの国が領土争いを続けているグラン山で火事が起き、次期女王である自分しかできないことをするためレティは騎士のアストリッドをつれて王城へ戻った。
ところが、大規模な支援をもぎ取ったレティに魔の手が！？
うーんアストリッドと王女すれ違ってるな。
分り易そうなのに、気づいてもらえない彼が少し不憫。
レティーツアなら気づいてもいいと思うんだけどな。
クレイグにからかわれているデュークというのが微笑ましい。
ワレリーも何かわけありっぽいな。
こういうタイプも嫌いじゃないが…今の状況では厄介事が増えそうで微妙。
内政王カールハインツに相談事をするレティ。
あらためて彼女には素晴らしい師匠たちがいるなと感じた。
王達の会議の間がもたらすものは大きそう。
ノーザルツ公も天然なのか、いや彼は人の性別を重視しないからあんな行動取ったのか。
どちらにしても国と民を思うノーザルツ公も他国の民と未来を見るレティーも大好きです。
レティーの兄弟は揃って描かれると本当華があっていいなぁと思っていると、レティーの冗談があれで吹き出した。
アストリッドがレティーを特別視しちゃうのはもう仕方ないな。
レティーの王族としてではなく人としての優しさに命を助けられてるし、いや命だけじゃなく心もか。
彼にとってレティーは憧れる光で、でもレティーのような人間になりたいと語る彼はレティーの思ったように眩しくとても輝いて見えた。
そして、オスカーに光を示すレティーの言葉には涙が出てきた。
こういう時のレティーにはたまらなく惹かれる。
ああ、女王になる人なんだなと、人の上に立つ人なんだって思う。
ノーザルツ公とクレイグの会話は和んだ。
ワレリー本当は口が悪いのか・・・それはギャップがあって面白いかもしれない。
この小説、第一印象があてにならないよな。
あれ、銃声王ルートガーってあの人物に似てる？
言ってることまで被ってて少しドキッとした。
デュークも自覚してきて、これから面白くなってきそうだな。