アラビアンズ・ロスト ～The flower on desert～
講談社
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砂漠に囲まれた犯罪大国ギルカタールのプリンセスアイリーンのささやかな夢は「普通」になること。
ところが父親は優秀な婚約者が必要だと勧めてくる。
用意された婚約者候補たちは普通とは程遠い大の悪党ばかり。
25日で1000万Gを貯めれば婚約しなくていいという条件を引き出せたけれど…
まさかの残り七日からのスタート！ まずこれに吹き出した。
ゲームは未プレイですが、キャラクターは把握しているので婚約者候補の名前が出てきただけでにやにやしてしまいます。
カーティスのことが好きだと勘違いされているのもちょっと笑ってしまった。（まあ、間違いでもありませんでしたが）
七日前なのに五百Ｇもたりなくて落ち込み気味のアイリーンが可愛いです。
ロベルトも可愛いな。アラロスで一番好みなのはライルなのですが、皆それぞれ好きです。
最近はどうもミハエルはネガティブというより我侭で毒舌という印象が強くなっていたのですが、魔法を暴走させているアイリーンに対するマイセンとの会話でネガティブなことを再確認。
こういう二人の会話好きです。
魔力の暴走については、見事ないやぼーんでしたね。
いやぼーん的展開は大好きです。
カーティスＶＳシャークは萌えました。
嫉妬するシャークがいい。
そんな余裕ないのに余裕があるように振舞おうとしているカーティスも。
ギルカタールの人間らしい怖いシャークもいいけど、医者としてのシャークは人間的にも好きだな。
今は諦めるとシャークが言いつつ結構しつこかったのが意外というか萌えた。
なるほど、カーティス、ロベルト、シャークそれぞれのプロの考えを聞くことでアイリーンが「普通」にこだわって考えていなかった今後の生き方や目標について考え始めるようになるわけか。
ロベルトも勘違いしてたのか；
彼のギャンブラーとしての言動と恋愛小説が好きで純情な所のギャップには惹かれる。
皆、悪党らしい顔とアイリーンに対する甘い顔の両方を持っているのがいい。特別って感じがしますし。
チェイカとアルメダの馬鹿ップルぷりが凄い。ちょっと鬱陶しいけど和んだ。
ライルの出番が！ ちょこっとしかなかったけど、美味しいといえば美味しいような…
国王と王妃の親馬鹿っぷりもたまらないな。親馬鹿キャラ好きなんで。
出会いから仲良くなる過程を読みたかったのですが、これはこれで萌えたからいいかな。
ちょっぴり（？）歪んでたり狂っているけれど普通っぽい（？）可愛い所とギルカタールらしい物騒さ両方を見せてくれる皆が愛しくなってきます。
やっぱりゲームもプレイしたいな。
カーティスの天然度合いが想像以上でやばい。
カーティスは最近興味を持ち出したばかりなのですが、彼もいいな。（本命ライル、次にシャークが好き）
ミハエルに微妙な事を教えた医者ってシャークか？
カーティスとミハエルが指輪を選ぶ場面は見てみたかったわ。
この二人のやり取りも。
ある意味天然コンビだしね。この二人。