美しき邪なる公子 黄金の魔女が棲む森

2023年6月2日

キリスト教歴395年。
前テオドシウス帝に“大帝”の称号が与えられ、コンスタンティノポリス市内では異教徒とキリスト教徒の争いは少なくなっていた。
レギウスは講和の確認のためアルメニアへ赴くことになるが、シフは不吉な夢を理由に彼を止めようとするが…
 

レギウスが亡くなるという不吉な夢から物語が始まります。
謎の声の正体が気になりつつ、読み進めていくと新たなメインキャラが登場したりしてそういう意味でも重要な巻ですね。
 

食事の時のレギウスの態度が可愛くて笑ってしまいました。
やっぱりシフとレギウスのコンビは最高です!
旅に出るシフに持っていく食べ物を用意してくれていたルヴァ―には感動。
巻を重ねる毎にルヴァ―が好きになっていきます。(一巻の時はそうでもなかった)
 

邪公子ヤズダギルドのまさかの性格には吹きだしました。あれは予想外でした…
このシリーズは変な人多いですよね。この時は感覚がまともだからスタウロスは被害にあうんだなと思っていたのですが、段々そうでもないなと思い始めますし。
スタウロスの招待には仄めかされた時点で気付きましたが、ヤズダギルドとアシャの関係には最後まで気付きませんでした。今回の黒幕が誰なのかも…
 

ラストのレギウスがこれまた可愛い!!
今回はシフとレギウスが直接一緒にいるシーンが少なかったので、次回はもっと読みたいです。

あ行

Posted by tukitohondana

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