バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ SIDE A
角川書店
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ラクーン市で起きている猟奇殺人事件の捜査をしていたS.T.A.R.Sのメンバーは、向かった先でゾンビたちに遭遇し戦闘を余儀なくされメンバーの多くを失ってしまう。
後のラクーン市壊滅も含め、事件の裏には巨大企業アンブレラ社が関わっていた。
そして、裏で暗躍していたのは、S.T.A.R.Sの隊長でもあったアルバート・ウェスカーだった。
あんな状況でも冷静なウェスカーがいいよな。
段々彼は感情的になっていくイメージ。
バーキンの狂気とウェスカーの狂気の違いが面白い。
どちらもキャラとしては好きだな。最悪だなとは思うけど。
レベッカとビリーのコンビが好きだ。
この二人の会話って和むんだよね。
会話の流れの微笑ましさに笑ってしまった。
それにしても列車でサソリが出たのはなんでなんだろ…森に生息してたのかな。
ヒルは元々マーカスが実験に使っていたから分かるとして。
始祖ウイルスのことよく分かってなかったんだけど、なるほど。
温度差のあるウェスカー、バーキンサイドに比べると余計にレベッカ、ビリーコンビの会話を可愛く感じる。
皮肉の言い合いまで可愛いな。
アンブレラ社が生物兵器を製造販売してるって噂があったのか。
大きい会社だし都市伝説みたいな感じの噂だったのかなもな。
本当は事実だとしても、本気で信じてる人はいないような。
ヒルによって再生というか、ヒルが擬態しているマーカスが不気味すぎる。
セルゲイの壊れた感じも好みなんだよな。バイオの敵いいわ。
ビリー、あの後どうなったのかな。無事生き延びていればいいけど。
会話は多いけど、ストーリーの流れはゲームのアンクロに忠実だな。
やたらとウェスカーがどこに行ったのかを気にするクリスとウェスカーはそう簡単には死なないというジルが印象的。
すごいはしょられてるから、ウェスカー裏切り発覚までのサスペンス的面白さは残念ながらないな。
人間を超える存在になった（と少なくとも本人は思っている）ウェスカーが人間の作った存在RED QUEENに計画を邪魔されるのがなんともいい。
まあ、正確には邪魔したのはセルゲイなんだろうけど。
死者の王って…生まれ変わったウェスカーの思考があまりに中二病すぎると思っていたら設定もそうだった。
てか、ゲームでは普通にゾンビやBOWに襲われるけどね。じゃなきゃゲームにならないし。
ネメシスの植え付けられている狂気めいた執着は嫌いじゃない。
そして、なんだか変態臭いウェスカーも悪く無い。