バイオハザードアンブレラ・クロニクルズ SIDE B
角川書店
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ラクーン市壊滅からアンブレラのロシア工場での事件を綴った完結編。
世界を手に入れることに関しては、そうしたいのが理解できないのでエイダの考えに同意したいところではある。
ウェスカーへの評価も込みで。
レオンの純粋さと誠実さはなんか癒やされるな。
とか思ってたら、二人の話急展開すぎて、驚いた…いくらなんでもこれは酷い。
まあ、でも、あのゲーム自体かなり原作はしょってるもんな；
仕方ないか。
クリスのトイプードルの生物兵器っていう発言になんか笑ってしまった。
B.O.Wじゃなくてゾンビになってるならいてもおかしくないけどな。
ケルベロスはともかくハンターがあの寒い中元気なのはちょっと疑問かも。
ラクーン市消滅させといて、株価暴落だけですんでるアンブレラが凄い。
ウェスカーもセルゲイもどっちもどっちだなぁ…どちらも好きだが滑稽だと思う。
知ってはいたけど、あらためて拳銃以上の破壊力をウェスカーが持っていると書かれると吹き出してしまう。
もうウェスカーは素手で戦えよ…と思ってしまって。
ゲームでも思ってはいたけど、クリスやジルもかなり人間やめてる感じだよね。
まぁ、それだけの能力がなければ生き残ってこれなかったわけだけど。
子供の頃の思い出を語るジルの様子が死亡フラグみたいで、大丈夫だと分かっていても不安になった。
やってることはともかく余裕のあるウェスカーがかっこいい。
私が操作している彼はこんなに余裕ないけどね…
セルゲイもいいなぁ。この変態臭い感じがたまらない。
アンクロにしか登場しないのが残念だ。
作られた生物兵器は何がしか問題を抱えていることが多いのは、歪められた存在ゆえなのか…そうでなくても欠点のない生き物なんていないか。
アンブレラの開発するB.O.Wは“究極の”とか言われている奴のがある意味倒し易い気がする。
結局、戦いは数ってことかな。
欲望は人を滅ぼす…か。
皮肉にも最終的にはウェスカーもそれで身を滅ぼしたような気がするもんな。
セルゲイがああなった経緯はなるほど。
色々小説オリジナルなのかな？という設定もあったけど面白かった。