相棒 season7（下）
密愛
ドラマで好きだった話。
右京さんの学生時代を知る人物が出てくるだけでも見どころだけど、それが知的で純粋な心の持ち主ゆえに罪を犯してしまうという悲劇めいた展開に心を奪われてしまった。
悪の道を歩んでいた男が恋をして殺すべき相手を殺せなくなり、好きな人と会話するため勉強に励み、愛を込めたハーブティーを作る。
すごく綺麗な悲劇だった。
髪を切られた女
死因を偽装したのは悪いことだけど、それぞれの行動理由が好きな回だった。
自分が脚本を書いてるのに憧れの監督の作品にしたかった奈津子さん、末期癌であることを隠していた川島監督、ただただ映画を完成させたかった中川さんと長澤さん。
皆、やり方は間違っていたかもしれないけど、ただ川島監督の撮る映画が好きだったというのがいい。
特命
神戸尊初登場回。
これ、サヴァン症候群の毅一の死が妙に印象に残ってた。
自分を殺そうとしてた人の顔を亡くなる前に書いてたのも。
今回の解説というか相棒の考察とても好みで共感出来た。
私が杉下さん好きな理由のひとつはあの揺らぐことない正義感なのかも。私はゆらゆらしまくりなので、1つの信念を持ってるキャラクターに憧れることがあるので。