相棒 season5 下


バベルの塔
はるかちゃんには良かったかもだけど、この話の小野田官房長はちょっと酷いよね;(いつものことといえばいつものことだけど)
富永議員の良い人だと思ってたけど後半は印象悪くなって、逆に第一印象悪かった辰巳楓さんの元旦那を見直す話でもあった。こういう実は…って展開好き。
犯人の兄が人質の子供を殺せなかったのとか、警視庁一のスナイパー日野警部補の活躍とかも。
ただ、富永がやったことは胸糞悪かったな。

狼の行方
子供の嘘からストーカー事件が浮き上がってくる話。
悪ガキたちが伊丹さんたち嫌って亀山さんには割と素直だったのが記憶に残ってる;
タイトル的には今回の事件は全て嘘から始まってたんだよね。

Wの悲喜劇
太った女性が徐々にトイレの便器に日々を入れていく過程の場面が印象に残ってる;
あと殺人の動機も。
人は見かけによらないし、人にはそれぞれ好みがあるというのを再確認する話でもあった。
これ旦那さんが奥さんを愛していた点と最後に美和子さんに料理のアドバイスをしていったのがいい。

貢ぐ女
ラストのありがとうが凄いなと思った。
傍から見ると犯人の男どうしようもない奴なのだけど、彼女にとっては感謝する対象なのが自然に伝わってきていいなって。
人の心は他人には分からないものだから。

裏切者
捜査費の流用と被害者が撃たれた理由がやるせなかった事件。
亀山さんを襲った連中の正体も最悪だった。

イエスタデイ
消えた記憶、失われた昨日。とにかく前日何があったのか気になるストーリーだった。
色々あったけど最後はほんのりハッピーエンドなのがいい。

女王の宮殿
右京さんとモナミさんの会話が好き。栄華の名残の描かれ方とかそれを受け入れてる女主人の態度とかも。
いつの間にか1人逆が増えてたのも面白かったし、いつになく右京さんが犯人を説得する時の言葉がスマートで良かった。
犯行の日に亡くなった夫に似た人が現れてそれが刑事だったというのも、連行の仕方に腕を出してエスコートというのも上手く言えないけどなんかこうエモい。

殺人シネマ
ドラマで好きだった話。これ以来、脚本が岩下悠子さん担当だと気になるようになった。(もちろん必ずしも好みの話を書かれる訳では無い)
監督の人柄と作品への情熱、殺された理由、右京さんとたまきさんによる映画感想を偶然死ぬ前に聞いていた監督、犯人の自首後に映画海峡の虹を見たいと言って皆で見て終わるとこまでとても好みだった。
あと内村刑事部長が島加代子のファンでそれゆえのセリフをラストに言うのも心憎い。

サザンカの咲く頃
この話は陰謀めいた真相とかたまきさんや美和子さんの護衛をする捜一トリオが面白かった。
大義というか大きな理想のために犠牲を出していいいのか?いいわけないという話は好き。
これは事件の後始末も好みだったな。政治絡みは後味悪いのも多いから。

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