相棒 season6下


寝台特急カシオペア殺人事件
カシオペアが出てくるだけでも印象に残っている事件。
悔しがったりお土産頼むたまきさんと美和子さんのことも記憶にある。
カシオペアという舞台に集まったそれぞれ事情のある人々の思惑が交差するのも面白い。
真相も家族を思う人の犯行でじんときた。
解決したとほっと一息ついているところで護送した証人が逃走。
今年も新年早々特命係は家に帰れそうにないのもお約束。
怪しかった隣室のご婦人がカシオペアに乗ってた理由がなんか寂しくもロマンティックで好きだったので、別件の犯人だったのはショックだった。

ついている女
ついていない女月本幸子さん再登場の回。逃亡する囚人に巻き込まれて酷い目にあってたけど、本人は更生しててなおかつあの時の度胸とか強さは失ってなかったのが嬉しかった。
幸子さんは天然だけどかっこいい。
春麗の父親がとっくにマフィアのボスやめてて一般人になってたというのが面白かった。春麗さんも一緒にやり直せるといいなぁ。
幸子さんと向島の因縁ある二人の再会の後に浮かび上がる警察の不祥事。相棒はこういうの好きだよね。

マリリンを探せ
引退した麻薬犬が活躍する話。
飼い犬を溺愛してるヒロコさんに癒されつつ、マリリンの失踪が麻薬の売人や連続殺人へ繋がっていくのが面白かった。例え真相が悲しいものだとしても。

琥珀色の殺人
好きだった事件の犯人が刑期を終えて再登場。犯人を他者が庇うとう展開が好きなのでこの回も好き。
再犯でなくてほっとした。
この話でも亀山さんの味覚が活躍する。

20世紀からの復讐
亀山さんって人質になったり監禁されたりすること多くて大変だなぁ。
今回はあんまりな逆恨みもついてくるし。
丸く収めるための嘘が今回は良かったと思う。

新・Wの悲喜劇
この話は展開が特殊でラストにほっとするような呆れるような真実が明かされて面白かった。
人が実際は亡くならない珍しい回でもある。

黙示録
タイトルが作中で何を指していたかが重い。
冤罪、死刑それらがどれだけの人生に影響を与え狂わせるか…辛い話だった。
前回の登場で印象が悪くなっていた三雲判事に対する認識が変わった話でもあった。
第二の黙示録も二十五年間も各々にとって重く苦しいものだったけれど、結末は救いがあって良かった。
三雲判事が裁判官を辞める理由を右京さんが作ったって部分はちょっと微妙だけど、右京さんならこれぐらいやるよね。

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