相棒season2
シーズン冒頭でこんな話持ってくる？？？ってなったやつだ。でも、個人的には特命係復活の回は好きな結末だった。休暇をイギリスで過ごす右京さんが9と4分の3番線を見に行ってるの以外で良かった。多方面の知識がある人だから流行りはチェックしてたのかな？毎度のことだけど右京さんにおや？と思われたら犯人は終わりだな。
殺人晩餐会は被害者が表向きの言動と本質にギャップがあって好きだったな。理由があったんだけども。右京さんが言った被害者があのお店を話し合いの場に選んだ理由が事実だったら悲しいな。あと凶器が印象的。亀山さんの味覚が鋭いことが発覚する回でもある。
蜘蛛女の恋は亀山さんを好きになった女の人が印象に残ってた。人とどう接していいか分からなくて変になったことあったのでなんか嫌なことを思い出すというか…今思えばあれも依存だったのかもしれないな。
犯罪小説家の話は小野田官房長の過去がちょっと垣間見えるのが良い。あの小説家が本気で退屈な人生なんて～とか言ってるだけなら共感できる部分もなくはないんだけど、事件の真相が胸糞悪い。珠江さんが亡くなったのが特に。なので、本当は罪を償わせたかったけど、あの最後は自業自得かな。
消えた死体は、冒頭が印象的で記憶に残ってた。闇金の社長と右京さんの音楽を通じた友情が好きだな。
命の価値は亀山さんの勘が冴えてたな。そこが真相をついてたのがこれまた…命をお金に換算することはできないけど、この話の場合比べる対象があったのが余計に辛いとこだと思う。
神隠しは瑠奈ちゃんとホームレスの一郎さんの友情が好きだったな。また長谷川神父はかつて冤罪を着せられ誰にも信じてもらえなかったのにそれを試練と受け止め、立場を超えて瑠奈ちゃんを守ろうとした、とても印象に残る好人物だったんだよな。相棒癖のある登場人物は沢山いるけどこういう人は珍しかったので。ただ、あの一家あれでどうにかなるのか？という疑問は残る。家庭内暴力も不倫も娘への愛だけでどうにかなるのか？という疑問。
雪原の罠の伊丹さんが面白い。何やかんやで亀山さんを気にしてるとこが。伊丹さんは亀山さんに対して大人気ないとこが可愛くて好きなんだよな。この話、父親が死刑囚だった女子高生に画集を贈っていた人物の正体と理由がなんか好きだったな。最後ちょっと報われるとこも。
ピルイーターは大河内監察官のことか。薬瓶の中身がラムネだと分かるのもこの回か。大河内さんが特命係を評価してるけど、上層部は良く思ってないと語る辺り好き。皮肉しか聞こえないけど、捜査依頼しに来てるし、切ない真相からして評価してるのは本当だろうし。じゃないと頼める事件じゃない。
器物誘拐はペット飼ってる身としては気になる回だった。犬のラブを利用したのはあれだけど、動機は分からなくもない。
1/2の殺意は結末が好き。妹を嫌いな振りをして全ての罪を被ろうとした姉とそしてその姉を傷つけないようにしつつ復讐を考えた妹の優しくひねくれた感じが良かった。
浅倉があんな亡くなり方をしたのは納得いかないんだけど、犯人が彼を殺した理由が非常にエモいのでこの話結構好き。あとちょこちょこ出てくる瀬戸内米蔵氏の絶妙にフランクな口調が好きだったりする。この人も人が良さそうでいて油断ならない人物だけど。