鹿の王 (下) ‐‐還って行く者
上橋さんの過去作より医学というか医療技術が発達してきてるのが善し悪しというか、私はもうちょっとファンタジーよりの方が好き。
でも、本来のターゲット層の子供にそちらへ興味を持ってもらうのにはいいのかも。
とか思ってたら、ユナが他の人に感知できない光を認識してて、やっぱりファンタジーだったか…
ユナ可愛いし黒狼病の抗体もってるだけでなく謎が多い子だったので、もうちょい出番が欲しかった。
なんでヴァンたちは黒狼病にかからないのかが納得の内容だった。
現実でも子供は乳を飲むことで免疫力を高めていくって聞いたことある。他の動物の乳を飲むことであの病気の免疫がついてたというのがおもしろいと思った。
現実の場合も地域によって乳を飲む動物が異なるとその辺に影響はあるんだろうか。
鹿の王の話と独角の話が繋がった時になんだか感動してしまった。
そういうことだったのか。
鹿の王の定義もいい。