召喚士マリアな日々―解凍編

シリーズ短編集第2弾。
・蘇る勤労少女!?
マリアとの再戦を目論む怪盗アルカンシエルが新に犯行予告したのは<大学院>(アカデミア)にある像だった。
そこでマリアは憧れていた学び舎の生徒に偽装できることになったのだが…
フレイムも呆れて突っ込みをいれるほどのアルカンシエルの阿呆っぷりは健在。
良くも悪くもこのシリーズはギャップがあるキャラが多いよね。
シャルロッテ→アルカンシエルもそうだけど。
優秀なアカデミアの生徒のはずなのになんか抜けてるところが憎めない。
・水泳大会に死す!?
何者かによって足をひっぱられ溺れる事件が多発。マリアはその警護の担当になった。
しかし、彼女は泳げずシャルロッテ指導のもと水泳の訓練をすることになったのだが…
マリアとフレイムの相変わらずの関係、シャルロッテの誤解、シュバルツ母娘のほんのりと暖かいシーンなど短いけれど見所詰まってるからこのシリーズの短編好きだ!
・美○コンテストは危険な香り!?
アルカンシエルが新たな予告状を送りつけてきた。
今回のターゲットはアカデミアで行われるコンテストの優勝賞品。
マリアはそのコンテストに出て最終選考まで残れと命じられるが、それは美男子コンテストで…
男装マリアの容姿や演技がかっこよくて惚れ直しました。
・ナナの特務隊観察日記
短編の間にあるSSなのですが、すっごく和みます。
ナナ可愛いよ…
・愛されすぎても大変です!?
ある意味いつも魔物に愛されすぎて大変なマリアですが、今回はイオニアが用意した薬のせいで変になったフレイムがマリアに迫る(!?)というお話。
以前、フレイムが本編で自分が男色家じゃなければマリアが困るみたいなことを言ってましたが、まさにそんな状況。
フレイム×マリア好きにとってはによによせずにはいられないです。
あの台詞の数々の中に本心が含まれていながら普段のあの態度だと考えるとフレイムのツンデレっぷりの凄さに萌えずにはいられない。
・再会は感動的に!?
マリアと彼女の兄エルリクの数年ぶりの再会を描いたお話。
イエルのシリーズは読んだ事があるけどエルリクのは未読。
ぶっとんだ彼の行動読んでたら、過去も知りたくなってきます。
シュバルツ顧問も一緒に旅してたみたいだし。
エルリクとかつての仲間二人のやりとりはたまりませんでした。

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