トゥルーブラッド1 闇夜の訪問者

シャーレイン・ハリス
ソフトバンククリエイティブ
発売日:2009-06-18

アメリカ南部の片田舎でバーのウェイトレスとして働く女性スーキー。
テレパシー能力者であるために周囲から浮いた存在になっていて交際相手もいない。
そんな彼女に心の声が聞こえないビルという男性が現れる。
彼はヴァンパイアだった。
ビルがやってきたのと同時期、ヴァンパイアの噛み跡が残る女性の惨殺死体が発見された。
スーキーは、同僚を殺され、自身の命も狙われ始める。
ビルや兄は事件の犯人に疑われていると知った彼女はテレパシー能力を使って真犯人を探し始めるが…
 
違う方が訳した方も持っていたのですが気付かず購入;
2,3巻とそろえることを考えると良かったかなと思っています。
 
人の心の声が聞こえるために苦しんできたスーキー。
そんな彼女が吸血鬼のビルと出会うことで自信を持つ強さを手に入れるという展開がいいです。
人間と吸血鬼の価値観の違いで主人公たちが葛藤する物語はよく見かけますが、これはその辺がどろどろでないところが好き。(ドロドロしているのはそれはそれで好きですが)
スーキーは色々考えるタイプだけど素直で読んでいて気持ちよい思考の持ち主だからなのかも。

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