Tomorrow〈Stage5〉―復讐と裏切り

2023年6月2日

ジョン マーズデン,菅 靖彦
ポプラ社
発売日:2007-08

エリーは殺された両親の復讐に燃え、エリーは何かをしなければと苛立っていた。
様々な思いを胸に聖地を飛び出した五人。
ホロウェイに向かう途中で敵のトラック部隊に遭遇したエリーたちは逃げ場を失い、仕方なくトラックの荷台に潜り込んだ。
到着したのはなんと巨大な軍事基地へと変わったウィラウィー空港だった。
復讐を開始した五人に新たな苦難が…
シリーズ第五弾。
 
偶然が重なり、前回失敗した作戦に再挑戦する機会を得たエリーたち。
エリーが敵の死が爆発とそれ以外では別の感想を抱くというのはなんとなく想像できる気がします。
爆発だと、たとえその原因を用意したのが自分でも、爆発が敵を倒してくれたように感じるというような錯覚をしそう。
派手で達成感がありつつ、人が死ぬ瞬間が見えづらいでしょうし…殺したというより倒したという印象を持ちそうで。
 
ホーマーとフィって付き合っていたわけじゃなかったんですね。
最初の方でホーマーがフィに夢中だったのでてっきり…
そういえば物語が進むほどそういう描写は減ってたか。
人間関係ではショックな展開が。五人はこれからどうなってしまうのか?
それぞれの命や心だけでなく、人間関係の結末も気になります。
最後まで良い仲間でいるといいなぁ。

ま行

Posted by tukitohondana

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