トゥルーブラッド2 歪んだ儀式
スーキーはヴァンパイアのビルと恋をして充実した日々を送っていた。
しかし、同僚が何者かに殺され、スーキー自身もメナードなるスーパーナチュラルに襲われる。
ヴァンパイアたちのおかげで助かったスーキーだったが、今度はエリックの命令でビルと共にヴァンパイア拉致事件の解決に協力することになり…
ヴァンパイア撲滅を掲げるカルト教団、スーキー以外のテレパス、シェイプシフターを含む新たなスーパーナチュラルたち。
罪の意識から教団に協力し自殺しようとする少年の姿をしたヴァンパイアとの出会いなど今回もスーキーに様々な出会いが訪れます。
この世界のヴァンパイアは精神面肉体面どちらも弱さが結構あって、いいなと思いました。
そこがまた切なかったり、面白かったりするので。
この巻ではエリックの出番も多くて彼のスーキーに対する態度にドキドキさせられました。
もともと好きだったのですが、ますます彼が頼もしくかっこよく見えてきます。
ちょっと腹黒かったり、強引でしつこいところも彼の場合は素敵。
でも、実は一番かっこいいのはビルでもエリックでもなく、毎度ぼろぼろになりながら頑張るスーキーかもしれません。
応援したくなるヒロイン。