恋のドレスと聖夜の迷宮―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
集英社
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シャーロックに拒絶されたクリスは、パメラと共に『薔薇色』から姿を消した。
一方、シャーロックは貴族の義務とクリスへの思いの板挟みに合い葛藤していた。
ようやくクリスの居場所を探し当て安堵するシャーロックだったが、クリスは辛い決断を迫られていた。
悩むシャーリーいいなぁ。
こんだけぐだぐだ考えちゃうなら、クリスから離れるなよとは思いますが。
ビアードとの会話を読んでるとクリスは魔性の女かよ…って突っ込んだ。
あながち間違いでもないのかもしれないのがなんとも。
フリルがこんな時も可愛くて癒される。
ぷんぷんですわ、とか堪らない。ぎゅってしたい。
モアティエ公爵家も色々と問題抱えている家だよなぁ。
コーネリアは少し苦手だけど、あの姉妹には幸せになって欲しいとは思う。
コーネリアはシャーリー、アップルにはビアードというのは分からなくもない。
人間関係って良し悪しや善悪じゃなくて相性だから。
アップルがビアードを好きな理由がとっても好感が持てるもので、するどく物事を見て素直に受け止めているんだなと思った。
でも、そのするどい感覚が邪魔をしてドロシアのことやブライアンについて正直なことを父に言えないでいる。
そこが辛いところ。
ビアードすごいわ。
コーネリアは事情があるとはいえ言ってること無茶苦茶なのにすべて分かって受け入れてくれて…
その上コーネリアも彼が好きっていう。
コーネリアは幸せものだな。
生まれ育った家庭は幸せでなかったとしても。
ドロシアの歪みはヘンリーを諦めきれてないところから来てるよね。
愛と結婚は違うと言いながら、ヘンリーの愛を求め続けているからああなったんじゃないだろうか。
アルフ、やってることは最悪だと思うのに、嫌いになれないのはシャーリーを愛してるのが伝わってくるからかな。
ヘンリーのアップルへの愛情を否定できないのと似てるかも。