月下の誓い 1

久しぶりに購入した漫画本な気がします。
SALADAさんのコミックは、封妖魔夜刀伝シリーズが好きだったため新刊が出ているととりあえず手にとって紹介文を見てしまう。
この方の人と人でない者たちの心の交流を描く作品が好き。
今回は吸血鬼モノ。

月下の誓い 1 (1) 月下の誓い 1 (1)
SALADA

秋田書店 2006-04-14
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葡萄園の孫娘まりあは、幼い頃から葡萄を世話する祖父に「畑近くにある洋館には化け物が住んでいるから近づいてはいけない」と言われて育った。
しかし、ある日洋館で飼っているらしい猫を助けたまりあは、館を訪れる。
そこで彼女が目にしたのは、牙のない吸血鬼の青年イシュアだった。
「満月の夜、葡萄を共に食べた娘を花嫁にすれば牙がはえる」
何も知らずに葡萄を食べたまりあに、イシュアはプロポーズするのだが……


イシュアとまりあに降りかかる問題や事件が二人の絆を強めていくという展開。
血の味をする葡萄、吸血鬼の王、花嫁…設定はシリアスだけど、イシュアがちょっとへたれでまりあが男前なので、どこかコメディ。
軽い感じで読める。
まりあを花嫁にすることを阻止しようとする人々(吸血鬼含む)が、次々と登場。
今後もどんな邪魔が入るのかが楽しみ。
一巻で登場した、イシュアの妹のシェンドラ、イシュアの立場と考えに反発する吸血鬼レメキス、レメキスと共に生きることを決意した人の少年月龍。
彼らは好きなので、ぜひ再度登場してほしい。
ただ…封妖魔夜刀伝のような結末になる可能性もあるので、そこが心配。
ああいう最後はお互い愛し合っているんだけど、人は人の世界で妖怪は妖怪の世界で生きていく、という展開も好きなんですがねぇ;

漫画

Posted by tukitohondana

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