魔人探偵脳噛ネウロ

2007年3月13日

読みきりの時から、大好きな漫画です。

集英社 2005-07-04
売り上げランキング : 14873
おすすめ平均

父親を殺された女子高生・桂木弥子の前に、脳噛ネウロと名乗る男が現れる。
彼は、弥子の父の死に満ちた謎を食べることを望む魔人だった。
謎を食べる魔人ネウロと、目立つことができないネウロに代わり探偵役になった弥子が事件の謎を解いていくシリーズ。
とにかくネウロと弥子のコンビが好きなことが、読み続けている一番の理由。
絵は好みが割れそうですが、とにかく魅力的なキャラが多いです。
事件モノですが、作者本人が言っていますが、謎解きをしながら読もうという漫画ではなく娯楽漫画ですね。
謎を食べるために弥子を脅してこき使うネウロ……という展開がこのコンビのパターンなのですが、そこが見ていて楽しい。
その部分と、一見鈍そうな弥子が人の内面に敏感に気付いてから、犯人が本心を暴露する辺りが見所かな。
メインキャラたちの性格、関係、犯罪者キャラにいたるまでどこか変で歪んでいる。
そこが魅力的だと言えるかも。
そして、欲望の誇張したような描き方（絵的にだけではなくて展開やキャラの言動なども）が、好き。
現時点の最新巻は、10巻。