BIOHAZARD to the Liberty
メディアワークス
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イギリスで連続婦女暴行事件が発生し、ジャック・ザ・リッパーの再来としてイギリス国民を震撼させた。
容疑者として捕らえられたジャック・トランプは、なぜかアメリカに護送されることになり、不可解なことに護送のために用意されていたのはアンブレラ製薬が所有する大型客船・リバティ号。
その船内では、アンブレラが開発した新型ウィルスが、適合者を待つように眠っていた…
カプコン公認バイオハザード小説大賞大賞受賞作。
登場した時点ですでにジャックが被験体なのかと思ったら、護送する船がアンブレラのだったか。
あの会社の船なんて乗りたくないな。
船でバイオハザードが起こるのは、アメリカのパニック英語っぽくていいかも。
ウィルスを注入したラットの進化はやばいだろう。
短時間でこれだけ変化するなら、いつか人の手を離れて暴走するのでは？って思うんだけど。
Cウィルスの持つ力は魅力的。でも、万能ではないだろうから感染したくないなぁ。
進化というのは時間と世代を経て行われるからこそいいのだと思う。
チェン博士も狂っていると思うが、役員もだめだな。
考え方が嫌な上に甘い。
ロペスは軽くて頼りない印象だったけど、ピンチに陥ってからは短い時間ながらも少し頼もしかったな。
それにしてもCウィルスで化け物になるのがあの人物だとは…
ジャックを色々疑いの目で見ていたのが申し訳ない。
ロペスとシルビアの組み合わせも微笑ましくてよかったけど、ロペスとジャックのコンビは燃えるな。
敵味方混ざったチーム好きなのでカー中尉が加わったのもよい。
神様が決めた日まで生きるというシルビアの言葉にはなんか彼女の意思の強さを感じた。
父親に対する愛情や思慮深さにも感服する。
おお…ジャックの活躍は心躍ったけど、これはもうシルビアのみ生還だろうと思っていたので、奇跡のラストにはテンションが上った。
別の所でCウィルスの脅威は残っているけど、あの三人についてはハッピーエンドということでいいのかも。