風水天戯 巻之一 開け!運命のとびら


皇子主人公の後宮モノ。たぶんあるんだろうけど読んだこと無かったな。一応皇子だけど母親の身分が低い等の理由で周囲は立場を気にせずフランクに接しているので、皇子主人公感はあまりないかも。

なぞの仙人も含めて皆緩めの印象で、ただ皇帝の寵愛をうけてる夏皇貴妃とその息子達が怖い。と思っていたので、皇太子はまともどころか優しい人でほっとした。

主人公・星淑が風水を使えるようになりたいと思った経緯が面白かった。あの後宮の汚部屋がなった時はちょっと感動した。反応が切なかったが。

街に出てからがこれまた面白い。羅生の家の風水を改善する話しはところどころ笑った。
でも実際のところ、風水が良くなるように家をなんとかしようとすると大変そう;
建てる段階から計画立ててたらともかく。

羅生、初登場時はただの不良っぽかったけど、面白…いや熱くて頼もしい友人キャラとしてこんな活躍すると思わなかった。ここでそんな台詞を言ってくれるんだ!と思ったら心の中でだけ叫んでて笑った。

楊師父、英祥というか国の恩人のはずなのに最後まで感謝されるどころかギャグ的にだけど恨まれてて気の毒;

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