銀の竜騎士団 死神隊長と見習いウサギ
銀の竜騎士団 死神隊長と見習いウサギ<銀の竜騎士団> (角川ビーンズ文庫)
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KADOKAWA / 角川書店 (2012-12-27)
売り上げランキング: 43,702
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誓約の竜を成長させることができないと廃嫡されてしまう王女シエラ。
シエラは赤竜ルーを成長させるため、正体を隠し竜騎士団に入団する。
配属されたのは「死神」とアダ名される隊長スメラギのいる黒竜隊だった。
ちょっとキャラの年齢に偏りがあるので嫌煙してましたが、設定といいプロローグといい好みなので読んでよかった。
黒竜はかっこいいし、ルーは可愛いしで嬉しい。
登場人物が若いのも、理由があり仕方ないかな、と。
隊長は思っていたよりいい人っぽかったですが、厳しいところは好み。
こういう意味ある厳しさはときめく。
デュラクの言動も読んでいるとルーの育った後が非常に気になる。
愛くるしさが減ってしまうのは残念な気もするけど。
スメラギの騎士としてのあり方と忠誠心。
シリスの頭は切れるけど腹黒というのとはちょっと違う所も絶妙。
ルーの取った行動が可愛すぎて萌え死にそう。
成長しなかった理由にははっとさせられた。
そうか、そういう考え方もあるよね…純粋な幼心から出た願いに応えてくれたのか。
王女のお披露目と黒竜公の叙爵のシーンはちょっと感動したのに、スメラギがルーシェの正体に気付いてなくて力が抜けた。
これは笑う。