召喚士マリア3 大空に憎しみを、白き翼に追憶を。

聖都を守護する雲竜に異変が起きため王城に呼び出されたマリアたち。しかし、雲竜の魔力によってマリアたちはその場にいた神官フリーダらと共に浮遊岩の上に飛ばされてしまう。
聖都の遥か上空を漂う巨大な岩の島…そこは古代帝国時代の遺跡が散在する空中要塞だった!
マリアをライバル視する神官魔術師のフリーダ、フレイムの天使時代の恋人ノエル、そして王子イスファン…それぞれの思惑が絡み合いマリアたちに新たなピンチが!
本当の獅子身中の虫にこの時点では誰も気づいてないのがもどかしい。雲竜は気づいてたっぽいけど。
この巻から黒幕が表にも姿を見せ始めます。
監察官のジュオの嫌味は相変わらず。(彼といい中隊長といい分かりやすい人なので嫌いでもないんですけどね)
ゲルマンが小物っぽい分、余計にクリューゲル大隊長とシュバルツ顧問の器が大きく見える。この二人は人間的に好き。
マリアがフレイムの折れた翼の応急処置をしてあげるシーンは萌えた。フレイムのツンデレ最高!
あ、この巻でツンデレキャラが増えるのか。(フリーダのこと)
今回はフレイムの過去が出てくるので嬉しい。
それぞれの戦いへ赴く時の無言で視線を交わし頷きあうマリアとフレイム。
二人のつながりの深まりが感じられました。
そして「人を助けるのに理由はいらない」という台詞。
口を開くと毎度喧嘩になってしまうけど、それは似たもの同士だからか…

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