召喚士マリア(4) 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。

突然の大抜擢で小隊長に任命されたマリア。出世への道が来た!と有頂天なマリアの初任務は、サザン郊外の町キエレの警護と現地での特訓。
町についたマリアたちを待っていたのは堕天使フレイムによる厳しい訓練だった。
一方、キエレに巨漢オーガ一族が一族の悲願達成のため町にせまりつつあった…召喚コミカルファンタジー第4弾!
サザン郊外の町キエレの警護と現地での特訓に向かったマリアたち。行く途中でフレイムと喧嘩したことでややこしいことに…
姿を現してマリアの兄のふりをしたフレイムがマリア小隊の前に出てきた後の展開が楽しい。
あやしい笑みを浮かべてマリアに抱きつくフレイムとそれを嫌そうにでも仕方なく受け入れるしかないマリア。挿絵まであって萌えました!
ちょっとマリアに惹かれているアルフレッドを挑発したり、兄のふりをして訓練につきあうと言い出したり…そんなフレイムが好き過ぎる。
そして結局フレイムはマリア好きだよね。好きだけど甘やかしはしなくて厳しいことを言うけど、いざピンチになったら助けてくれるって…保護者か;
マリアはフレイムの目が父のイエルに似てるって思ってるけど、彼のポジションって相棒+保護者っぽいよな。
アルフレッドに対する不純な感情と見た目のギャップも面白いし、これはこれでいい。
疲れたマリアがやっとフレイムに漏らした本心。そしてフレイムのデレ…うーん、萌えつつもとにかくマリアを応援したくなりました。
フリーダのようにフェロモンなしでも多くの者を魅了するだけの魅力が彼女にはあると思うのです。
今回はリーダーが大きなテーマの一つかな。マリア、レッドソニア、そしておしのびで登場したあの人。
それぞれ立場は違うけどリーダーだからね。

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