黄金の羅針盤

黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)
両親を事故で亡くした少女ライラはオックスフォードの名門ジョーダン学寮で暮らしていた。
学者や使用人のジプシャンたちに囲まれて育ったライラの楽しみは、ジプシャンの少年ロジャーと一緒に遊ぶこと。
そんな彼女の周りで子供が連れ去られる事件が起きる。
そして、ついにロジャーまでもが姿を消した。
ライラと彼女の守護精霊は子供たちを助けるため、船上生活者ジプシャンと共に子供たちが連れ去られたとされる北極圏に向かうのだが…
「真理計」という不思議な計器を携え、ライラの冒険が始まる。

以前内容を読んで興味を持って期待していただけに、ちょっと思っていたのと違っていて微妙というかちょっとおしいという感想です。(映画はまだ観ていません)
いや面白いには面白いのですが、世界観説明がほとんどないまま始まる上に淡々としている印象が…
設定や展開は面白いのに読んでいてあまりドキドキわくわくしなかったのは、翻訳のせいか単に私にあわなかったからかもしれません。
守護精霊(ダイモン)の存在や真理計の設定、ライラと鎧をつけた熊(パンサービョルネ)のイオレク・バーニソンやイオファー・ラクニソンとのやりとりなどが好きでした。
最後はうまく騙されてたなと思った反面続きが気になる最後だったと思います。

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Posted by tukitohondana

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