アニタ・ブレイクシリーズ
十字の刻印を持つふたり―アニタ・ブレイク・シリーズ〈1〉 (ヴィレッジブックス)
華奢で美しい女性アニタ・ブレイク。
一見普通の女性である彼女は、死者を蘇生させる蘇生師であり、吸血鬼の処刑人としての裏の顔を持っていた。
ある日、アニタは宿敵であるヴァンパイアから依頼を受ける。
それは、最近起こったヴァンパイア連続殺人事件の犯人をつきとめてほしいというものだった。
亡者のサーカス (ヴィレッジブックス―アニタ・ブレイク・シリーズ (F-ハ10-2))
妖美なマスター・ヴァンパイア、ジャン＝クロードに心を囚われたアニタ。
そんな中、きわめて強力な力を持ったヴァンパイアが首謀者とみられる集団殺人が立て続けに発生。
犯人捜しのヒントを得るためジャン＝クロードの元を訪れたアニタの前に、もう一人の運命の人リチャードが現れる。
異形の求愛者 (ヴィレッジブックス F ハ 10-3 アニタ・ブレイク・シリーズ 3)
人狼のリチャードに恋をしたアニタ。
それでも彼女にはタフな仕事ばかり舞い込んでくる。
せっかくのちゃんとしたデートも事件でぶち壊し。
獣憑きの群れの厄介事に巻き込まれ、ジャン・クロードの激しい嫉妬までがアニタとリチャードに襲いかかる。
多少ネタバレが入っていますが（リチャードの正体とか；）以上が日本語訳版が出ている三冊の紹介です。
年に一冊でるペースなのが辛いところですが、吸血鬼モノや恋愛要素のあるファンタジー好きにおすすめ。
あと、一人称なので、それが大丈夫な人向け。
お約束通りヒロインの恋愛相手は皆美形ですので、人外の美形好きにもおすすめ。（いや、人間も出てはきますけども）
ロマンス、ファンタジー、サスペンス、アクション要素が適度にブレンドされているのが魅力的。
一人称なので、読んでいて、主人公であるアニタをすぐに好きになったので余計にはまりました。
ただ、一番好きなキャラは彼女の恋愛対象のジャン＝クロードでもリチャードでもなく彼女と同じヴァンパイアハンターのエドワードだったりしますｖ
アニタとの友情（？）というか微妙な距離間と性格がたまらなく萌えるのですよ。
後は、シリーズ一冊目で亡くなった彼も好きでした。（これこそネタばれっぽい気もするので名前はふせます）
脇役たちもそれぞれ魅力的で良いです。
今後が気になるシリーズ。