召喚士マリア

召喚士マリア5 偽りに悲しみを、叶わぬ願いに真実を。 (富士見ファンタジア文庫)

ザ・サードに続いて富士見書房の小説にはまってます。
北沢さんの小説は、以前イエルシリーズでも萌えて好きな作家さん。
でも、購入は今回が初。イエルのシリーズも欲しいなぁ…北沢さんもだけど、とにかくモンコレ設定が好きなんですよね。
以前ここのブログでも紹介しましたが、「モンスターコレクション魔獣使いの少女」という漫画もおすすめです!

さて、召喚士マリアの紹介でも…
偉大なる召喚士を父や兄に持つ少女マリア(16歳)は、自らも偉大な召喚士になるため家を飛び出した。
ところが、偉大な召喚士どころかマリアは召喚術がまともに使えない落ちこぼれ。
アカデミアの入学試験も落ちてしまい、彼女は生活のため傭兵となっていた。
ある日、仕事で向かった先でマリアは封印されている黒い翼の天使と出会う。
堕天使と召喚の契約を結ぶことで偉大な召喚士への第一歩を踏み出そうとするが、堕天使が拒絶したため二人は爆発に巻き込まれ…なんと魂を共有することになってしまうのだった。

漫画の影響もあって、私は堕天使好きなんです。それで女の子の召喚士が主人公なら、もう買うしかないだろうとまとめ買いしてしまいました。
とってもおすすめなシリーズです!
美形の堕天使とずっと一緒というとドキドキな展開ですが、なんと彼は美少年好き、とちゃんとおちもついてます。
お互い反発し合いながら信頼関係を築き、成長していくマリアの姿は見ていてとても楽しく心地よいです。
おまけに魔物フェロモン(主人公のマリアは、魔物を引き付けるフェロモンを発する特異体質の持ち主)によって、酷い目にあうマリアも大好きv
人外に好かれる体質というのは、モンコレの魔物好きな私としては美味しい設定なんですよね;
全体的に恋愛要素はコミカルで軽めですが、5巻は泣いた。あれは切なかったなぁ…

召喚士マリアな日々―解凍編 (富士見ファンタジア文庫)

短編集もおすすめ。
堕天使フレイム+マリアが好きな私としては、薬のせいでフレイムの性格が変わってマリアを好きになってしまうというお話があったのがうれしかったです。
でも、あれって作者解釈では、フレイムが男を好きじゃなかったら…ということになっていますが、単に性格が変わっただけで元からフレイムはマリアが好き、ともとれて萌えました。
そもそも次に薬飲んだ時まで、性格は前回と違うタイプになってるのにマリア好きなのって変ですし…

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