妖精王女メリー・ジェントリー1 輝ける王女の帰還 下

死から逃れるため宮廷から逃亡し闇の女王にも見つからないように生活していたメリー。
しかし、ある事件で妖精の媚薬を使われ彼女の正体が周囲にばれてしまう。
伯母である女王が差し向ける追っ手から逃れようとするメリーの中で強力な魔力が目覚めた。
そして、女王の近衛ドールの話で女王が自らの帰還を望んでいると分かり宮廷に向かうことに。
そんなメリーを待っていたのは…

戻っていきなりショッキングな出来事が…キーリンの今の立場もそうなった経緯も分からなくはないけどキツイな。
次々と魅力的な男性が登場するものの、どうしてもショルトが忘れられない。
グリフィンについては完全にあちらがふったものだと思っていたので、びっくりした。
伯母の命令でますます逆ハーレムになってきたなぁ。
あまりに勝手すぎる。
でも今まで散々女王の性格や言動について読んでいたせいで驚きはない。
肉の魔法が作中で具体的に出てきたもののの中では一番恐ろしく残酷なものに思えた。
ケルといいグリフィンといいどうしようもないな…物語の登場人物としては嫌いじゃないけど。
フロスト、ゲイレン、リースとドールに続いて次々女王の近衛が出てきてメリーとロマンスを繰り広げるわけだけど、残念ながらその辺りはあまり興奮できなかった。
濃厚でシチュエーションはいいのだけど皆ちょっと好みとずれてるんだよね。
こればかりは仕方ないな。
メリーがショルトとできないのと同じようなもんだよね。
キットーがちょっと可愛いなと思う。ほぼペットみたいなポジションだけど。
バリンサスは好みだったので、彼が宮廷に残ったのが残念。
敵に回らなければいいかなという気もするけど。
今後、現代の人間の街で暮らすことになったメリーのボディーガード兼夫候補たちの生活は興味がある。
メリー自身も探偵に戻ったし…これは、続きを購入するかどうかまような。
(ショルトかバリンサスがメインの相手に入っていたら絶対買ったんだけど)

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Posted by tukitohondana

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