シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精王
ついに最終巻。
終盤になるにつれて砂糖菓子がどれだけ重要な存在だったのかと再確認にする。
それだけ重要な時なので余計に討伐はラファルだけにしてシャルとは協力するのが正解だろうとは思うけど、コレットにはシャルへの信頼もないし仕方ないのかな…
完成した砂糖菓子の大作実物があれば凄い迫力だろうな。
無事完成したのもだけど、エリルがこれを見れて良かった。絶対なにか感じるはずだから。
もしかしたらと思った奇跡が起きてくれた。確かに砂糖菓子は幸運を運んできてくれたんだなぁ。
レジナルド、単に商売人だっただけなんだな。妖精商人廃業したら、普通のまっとうな商人になってるのかも。
まぁ、後暗いもん売ってそうな気もするけど、妖精が売れない世の中が早く来るといいな。
ミスリルのクソ度胸が素晴らしい。
作者が実は彼が一番器が大きいのではと言ってるのも頷ける。
色の妖精としての才能も開花したみたいだし。
私は挿絵を先に見てしまうのでシャルが無事なのは気づいてたんだけど、再会のシーンでは涙が。
生きてて本当に良かった。
シリーズのタイトル通り御伽噺として締めくくられてるのも好みだった。
まだまだ先だけど妖精商人ギルドの解散についても触れられてたし文句なしのハッピーエンドでした。