聖鐘の乙女 黄昏色のリボンと白鳥の唄


炎の騎士の本当の役割とサリアン王子をその一族が評価しているという事実。こりゃ王位継承権が低いサリアン王子周りがきな臭いわけだ。同時になぜ己の想いを隠してまでネイトがサリアン王子を優先するかも分かる。

周囲に迷惑をかけることを厭い学院を去ることにしたアティーシャをジェッツとサリアンが引き止める。アティーシャの目的は元々父親の遺品である楽譜だったもんな…自分や自分の大切な人々の命までかけるわけにはと思うのは納得。ただ、今更学院やサリアン王子から離れても遅い気がする。

ネイトもアティーシャも辛いな。ネイトの冷たい言葉も距離をとるためなんだろうなとは思ってもキツイ。アティーシャが逆ハー状態なのは事実だし…本人無自覚だけど。今回、バルムント(ヴィスワード)もアティーシャの判断は評価してたし。私としては新たにアティーシャに恋する人物が現れるより嬉しかったな。

学院を去る決意を学院長に伝え、ついに父親の残した曲の恐ろしい力について知ったアティーシャ。彼女を庇い負傷したネイト。ますます不穏なラストだった。

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