聖鐘の乙女 雪の聖画と氷の首飾り
冬季休暇をサリアンの大叔母のところで過ごすということで今回はサリアン王子のターンでした。
大叔母の話すサリアン王子の母親が可憐な粗忽者というのがいい。ギャップあるキャラ好きなので生きてて欲しかったな。
酔っ払ったアティーシャがリキシスの魅力を正確に熱弁してて笑った。
確かにそこがいいんだけど、酔ってるのに的確な指摘してるのが面白かった。
月の女神。女装した美しいネイトが挿絵で見れて嬉しい。
なるほど、これは学院の皆が騒ぐわけだ。
なぜかネイトの胸のサイズでショック受けてるアティーシャが可愛かった。あっちは詰め物なのに。
大叔母ウリエルナード、なかなかの辛口。
ネイトがアティーシャを貶されて怒ってたの良かった。彼自身も毒舌なんだけど自分の好きな相手は他者には貶されたくないよね。
一角獣と雪の乙女の伝説、修道院の聖画を書いた画家の悲恋も悲劇的だねど美しくて好み。
サリアン王子の初恋と嫉妬からしたいたずらも可愛かった。
ただ、余りにアティーシャが好きすぎて危ない発言や行動が増えてきてるな；
アティーシャ本人はネイトが好きだと自覚したみたいなのでこちらは失恋かな。
とはいえ、このシリーズは主人公の男装生活と目的達成を楽しみに読んでるので誰とくっついても問題ない。
ラストの告白の反応が前回より酷くて面白かった。アティーシャ、期待を裏切らないなぁ。
ついに死人が出てしまったか。殺したのはあの大司教辺りが怪しいとは思うけど…まさか王子暗殺絡み以外で殺人事件起きるとは。
しかも解決してないorz