涼宮ハルヒの退屈
涼宮ハルヒの「退屈」の一言で、ＳＯＳ団メンバーは今回も様々な出来事に遭遇していく。
野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂し、失踪者の捜索を行い、ついに孤島で殺人事件に巻き込まれて…
非日常系学園ストーリー、第3巻。
ハルヒが草野球の大会に出ると言い出したのは、今までのぶっとんだ言動に比べればまだまともな気はする。
ただ、本気で優勝するつもりでいるところは流石涼宮ハルヒといえるかも。
三年前にキョンが行く話は思ってたより早い段階での出来事だったんだね。少しびっくり。
ハルヒに出会って半年も経ってないのに、周囲の奇天烈な環境にすっかり慣れて落ち着いているキョンはある意味凄い。
あれは一種の才能だと思う。
ほんの少しずつだけど、変わっていっているように見える長門。
長門はこのシリーズの中でも特に好きなキャラなので彼女の思考は非常に気になる。
今後の活躍にも期待したい。
以前から大好きだったはずの古泉に思っていたほど萌えないのはキョンに感情移入し過ぎているからなのかな…
孤島症候群では古泉たちにまんまと騙されるところだった。
でも、正直あの結末でほっとしました。