幼女戦記 7 Ut sementem feceris, ita metes

2023年6月2日


久しぶりに派手な戦闘してる気がする。
今更ながら、不本意だけど強力な魔術を行使するために祈らざるを得ないのだと思ってたわ。そっか、これエレニウム九十五式を使おうとしたら自然に口が動くのか…なるほど精神汚染恐いな。
とはいえ、ターニャは無神論者のままなので存在Xの思惑通りにはいっていないわけだけど。

理由があるとはいえ殿を引き受けるシーンはかっこよかった。
指揮官を失い逃げる味方を鼓舞して戦わせるシーンと合わせてアニメでぜひ見たい。

せっかくのレルゲン大佐からの頼み事だったのに彼の思考が読めなくて残念。大佐によるターニャの勘違い好きだったので。
とはいえ、ターニャ率いる戦闘団にお客が来るのには興味を引かれた。

セレブリャコーフ中尉がカードゲーム強すぎるのが意外なようなそうでもないような。なんやかんやで彼女、主人公を補佐し続けてきた運と実力の持ち主だし。
ヴァイス少佐、今頃ターニャが後方勤務希望だったと知ったのか。傍から見てると全然希望の戦闘狂に見えるもんな。

ピーターの法則、こんなこと考えたこともなかったけど…立場にそぐわない実力の持ち主も必要というか、平で優秀だったから昇進したけどその役職の仕事でも優秀な結果を出せるとは限らないもんな。
そういう話じゃないのか?

最後、苦悩するレルゲン大佐と対照的に状況に気づいてないターニャが次巻で苦しむのが楽しみかも。
現実的な主人公が楽観視してるの意外に思ったけど、本当に現実だけ見てたら戦争なんてしないか…今回レルゲン大佐に届いた決定は主人公にとっても有り得ないものなんだろうな。

さ行

Posted by tukitohondana

inserted by FC2 system