三国志 七の巻 諸王の星


ついに赤壁の戦いだと思うとワクワクしてくる。曹操が相変わらず劉備に注目してる。諸葛亮が孫権や周瑜に一目置かれている点といい、物語的には主人公はやはり劉備軍か。周瑜と諸葛亮の出会いの会話が穏やかなんだけど腹の探り合いしてる感じで良い。さっそく風の話題出たしな。

日々の些細なことも気にとめてる陸遜。ゲームのせいか火計のイメージが強いけど、今後活躍しそう。

この三国志の曹操は心許せる相手がなかなかいないんだけど、許褚は特別なんだなぁ。それが失われてしまうのが今から辛い。生きることは悲しいだけ。見方によっては一番天下に近く華々しい生き方をしている曹操がこう思っているというのがなんとも虚しくて良い。そういえば勝っては来たけれど曹操の歩んだ道は平坦な訳ではなかったか。曹操が華佗を処刑しておきながら弟子に華佗と同じ働きを期待してるのがなんとも…この矛盾が人間臭い。

馬超と綝綝の出会いと関係みたいなの好き。赤兎の子供が関羽の元に来たか。活躍が楽しみ。孫家から来る劉備の妻の方もお転婆とのことで楽しみだな。

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