箱入り王女の災難 魔術と騎士と黒猫の序曲


趣味にギャップがある王女か、いいな。
他人の身体に意識が乗り移るのは、フレデリカが現状に不満があったなら歓迎すべき状況かもしれないけど普通は嫌だよな…仕方ないけど誰も信じてくれないし。
しかも自分を助けようとしてくれた人を消してしまったかもしれないわけで。
グレーテルに彼女をよく知る幼なじみがいたのは救いかも。

フレデリカがイザークにときめく理由が面白い。
彼女がイザークの家に入った時の反応、マニアやヲタクのそれだよなって感じで笑った。フレデリカ好きだわ。
お馬鹿なボンボンだと思ってたユリウスがまさかの…フレデリカが好きな訳では無いけど彼女を守る存在としては信用できそう。
実は賢くて真面目なのに阿呆な演技してるとことか気になるな。
ラストでとんだ狂犬だったことも分かるし。

黒幕はあの人だったか。怪しいと言えば怪しかったけど、そこまで企んでると思わなかった。
でも敵と目的がはっきりしたことでフレデリカが元の身体に戻る大きな意味ができたのは良かったかも。
多くのことに気づき元の身体に戻れたフレデリカを祝福したい。
と思ったら落ちが…守護天使7人を見つけるまでは本当のフレデリカに戻れないってこと?
これは続きも読みたいな。王になるフレデリカを見たいし。

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