タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖

タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈上〉タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈下〉
リスベス女帝がしかけた虚構の戦争で倒れていったタラの仲間たち。
タラは怒りから全力で魔力を放ち記憶を失ってしまう。
記憶を取り戻すため行ったオモワ帝国で、タラは女帝の後継者になることを受け入れ、“世継ぎ修行”を始めるのだが…
14歳になったタラは、マジスターの罠にかかった女帝に代わり、帝国軍を率いて国を守る立場に立たされていた。
タラと彼女を支える仲間たちはそれぞれの想いを抱える中、マジスターとの激しい戦いに突入していく。
タラの身に起きる問題はどちらもあっさり解決;
ちょっと拍子抜けしました。
物騒な話が多いのですが、この世界の魔法は何でもありな所もあるので安心して読めます;
もうちょっと現実的でも良かった気もしますが、暗い部分もあるお話なので良いかな。
エルフの子育てについての情報にびっくり。
いや、父母どちらでも母乳をあげることができるのはいいことかもしれませんね。
今まで伝説でしか登場しなかった人物が生きた状態で出てきたり、ファブリス、モワノー、カルの恋が思っても見なかった発展をしたり…
このシリーズぶっとんだ魔法や話も多いですが、今後の予想がつかなくて面白い!
恋心にまったく気付いてもらえない上に邪魔ばかり入るロバンが好きです。
またまた謎を残したまま次の巻へ。
早く続きを読まなければ。

ま行

Posted by tukitohondana

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