タラ・ダンカン 呪われた禁書

後半は、それまで明かされてなかった事が明らかになったり、意外なあの人とタラが一緒に戦ったり、展開が面白くなおかつ勢いがあり、一気に読めました。
もちろん前半から、いきなりカルが殺人犯として投獄されるというインパクトのある事件の始まりも印象的。
今回マジスター以外にもタラの命を狙い敵対する者が登場したことから、今後も楽しませてくれそう。(物語中のタラたちは大変ですが…)
味方である人の中にある危険な感情や欲望も描かれている部分が多くて、そういうところも好き。
タラが悪者を懲らしめる話のようにみえて、実は善と悪にはっきり分かれているわけではない。
特にタラとその友人以外のキャラの言動や感情、事件の発端や事の顛末を読んでいくと、段々そう思えてきます。そこがまた好み。
しかも…最後はとっても気になるところで終わっている……ああ、早く続きが読みたいです。

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ま行

Posted by tukitohondana

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