ハウス・オブ・ナイト I   甘く危険な儀式

ハウス・オブ・ナイト I   甘く危険な儀式   (角川文庫)
P・C・キャストK・キャスト
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-02-25)
売り上げランキング: 610,227

ある日突然額にマークをつけられてしまったゾーイ。
そのマークはヴァンパイアに生まれ変わる運命を持つ者の証。
同じ運命を担う者たちが集う寄宿舎学校ハウス・オブ・ナイトに転校することになった彼女は閉ざされた学校で様々な出会いを体験する。
女神に特別な力を授かったゾーイの学園生活と恋の行方は?

ヴァンパイアの存在がオープンなパターン。
アニタ・ブレイクやスーキー・スタックハウスのシリーズもそうだけどこっちのパターンも多いのかな?
これはこれで面白いんだよね。
ニュクスの存在が…自分で書いてた彼女と被って苦笑してしまった。
でも、こういう存在好きなんだよなぁ。
祖母やネフェレットの登場で不安より新しい生活への好奇心が高まってきた。
ゾーイの両親があれだったので頼れる大人の存在はありがたい。
アフロディーテは強烈でちょっと引いてしまった。
新しい学校生活のスタートは快調でいい友だちもできそうだな。ちょっと安心した。
ニュクスがゾーイに与えてくれた力が想像以上に強くてその点が逆に不気味に思えてくる。
それだけの力が必要なほどの使命も与えられているということだろうから。
エリックは結構親しみ易いタイプみたい。
そこはちょっと私の好みで見ると残念なような。ゾーイの置かれた立場を思えば良かったような複雑な気持ち。
アフロディーテの視たヴィジョンがどんなものだったのか。
まだまだ明かされていない吸血鬼やハウス・オブ・ナイトの世界とは。
気になることはたくさんあるなぁ。2巻読むのも楽しみ。

か行

Posted by tukitohondana

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