コップクラフト
サンテレサ市警の敏腕刑事ケイ・マトバは、猫アレルギーの不器用な男。
異世界から来た準騎士ティラナ・エクセディリカは、こちらの常識に疎い美少女。
そんな二人が超空間ゲートで異世界と繋がった都市サンテレサで合同捜査をすることになった。
対立し罵りあいながらも二人は共通の敵を追ううちに奇妙な信頼関係が芽生えていく。
オヤジと少女のコンビが活躍するというのに惹かれて購入。
イラストが村田蓮爾さんなのも興味をひかれた理由の一つでした。
マトバ刑事は渋くてかっこいいし、ティラナは可愛いですｖ
でも、性格の方は容姿と逆っぽいですね。
ティラナを子ども扱いしているケイの方が時々可愛いぐらいに子供っぽいと思いました。
相棒が亡くなった直後なせいもあるでしょうが…
ティラナは可愛いところもあるけれど、いざという時は冷静でかっこいい。
この二人のギャップが萌えました。
二人の間に築かれていく信頼関係が心地良い。
異世界セマーニの世界観を感じさせる会話やエピソードも面白く、より知りたくなりました。
それにしてもあとがきには笑いました；
前半は騙されかけましたが、続きを書くというのが本当のようなので嬉しかったです。
≪再読≫
ちょっと柄が悪いおっさんと猫と強い美少女。
たまらない組み合わせだ。
刑事と騎士のコンビというのも面白いし、リアルなところとファンタジー世界の融合具合もいい。
異文化交流も美味しいです。
二人とも自分の意思がしっかりしていて気が強いけど不器用なタイプなので、時々覗かせる可愛い部分とのギャップがいい。
バランスも取れてていいコンビだと思うけど、出会った状況があれだからなぁ…すれ違い互いに傷つけあいながら、ちょっぴり仲良くなっていく過程は燃えて萌えます。
二人ともかっこよくて可愛いし。
今後の彼らの活躍と共に地球とセマーニの関係がどうなっていくのかも気になります。
ラストの方の内容がすっぱり頭から抜けてた…ケイとゼラーダの因縁とかティラナと妖精レアーヤの繋がりとか結構重い内容だったにね；
妖精は意思を持つ人と意思疎通が可能な種族だったという事が悲しい現実によって証明されたというのが、なんとも辛く悔しい。
ティラナとレアーヤの胸中を思うと余計に。