コップクラフト2
セマーニ人のティラナはサンテレサ市警に正式に赴任した。
彼女の相棒になってしまった凄腕刑事のケイ・マトバの日常は大きく変化していく…
今回は吸血鬼やポルノ本窃盗犯を相手に大忙しの二人を描いた中編二本が読めます。
楽しみだったシリーズですが、やっと読みました。
アクションもコメディもどちらも最高です！
セシルとティラナのケイに対する会話には笑った。
この二人のブラックな会話好きだ。
そしてケイとティラナの会話も相変わらずテンポが良くていい。
仲悪そうだけど仲の良いこのコンビはなんだか読んでて和みます。
二人とも可愛い！
妖精の次は吸血鬼と…少し独特な世界観でありながら登場するファンタジックな種族は王道だというバランスも好み。
「１０万ドルの恋人」の方ではジマー、ケイ、ティラナの会話が面白すぎました。愛車が駄目になって泣きそうなケイが特に…
セシルの「端で見てると兄妹みたい」という台詞に納得。
この二人が好きな理由はそれもあるのかも。（おっさんと少女という年の差コンビなのも大きな理由なのですが）
兄妹って組み合わせ好きですし。
何か似た者同士っぽいですよね。この二人は。
≪再読≫
ティラナとセシルのブラックな会話、取調べの時のケイとティラナの連係といいやっぱりこのシリーズ会話がいいなぁ。
ケイとティラナはツンデレだよね。
ミラージュゲートについての謎もいずれ本格的に触れることになるんだろうか？
偶然ではなく何か理由があって二つの世界が繋がったのなら知りたい気はする。
死んだと思っていたあの敵も生きてるみたいだし、今後どう動くのかも気になるよね。
愛車を傷つけられたり壊されたり…いい車と縁はあるけど、彼の車は長持ちはしなさそうだ。
車のことで子供っぽく怒るケイがちょっと可愛い。
上司のジマーは口は悪いけどいい上司でもあるのがいい。
完璧な人間なんていないよね。
ジマーからケイ、ケイからティラナに対する怒りの台詞の流れに笑いました。
オニールの相変わらずの馬鹿っぽい台詞が好きだ。
実際は頭はいい方だろうしね。
トニーも王道で美味しいキャラ。
おとり捜査中と通常時の違いに関する部分はちょっと気の毒だけど笑ってしまった。
ティラナがケイの車を運転するシーンを読んでいるとこの二人ってやっぱり似たもの同士だなと思った。