おっとり捜査
全10巻で、お気に入りの漫画の一つです。
どことなく…シリアスとコメディ部分の乗りと比重が、キッズ・ジョーカーの作者に近しいモノを感じるのは私だけかな；
美少女モデルばかりを狙う連続殺人事件が発生した。
久我山署の秋葉刑事は、次のターゲットが女子高生モデルの久保みずほではないか、とにらむ。
ちょうどその時、身の危険を感じた女子高生・久保みずほは、久我山署の秋葉刑事の元にやってきた。
有力な証拠がないまま秋葉は、みずほをおとりとして捜査を始めるが……
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おっとり捜査 (1) 小手川 ゆあ 集英社 1996-12 |
※ヤングジャンプ連載漫画。
出てくる犯罪は性犯罪と性癖に関わる殺人事件が主。
苦手な方は注意。
刑事も犯人たちも、とにかくキャラクターたちが魅力的。
ちょっと（？）変わっていて刑事らしくない秋葉を中心に、変な人たちが集まってます。
少年少女から青年まで、美男美女あらゆるタイプがいるので見た目重視タイプの方でも楽しめる作品じゃないかな、と思います。（もちろん、そうじゃないキャラも多いですが…）
実際には忌むべきものですが、精神面に問題を抱えていたり一般人から見たら特殊な性癖を持つ犯人キャラって大好きでして……
一番好きなキャラは、やっぱり作中でのカリスマ的犯罪者・橘圭吾。
眼鏡で知的だけど変人扱いされているな監察医にして、数十人を殺害した男。
あの表情、言動……秋葉に対する執着などがたまりません。
主人公の秋葉、ヒロインのみずほ、その他メインメンバーでも好きなキャラが多いものの、暗い過去や傷から歪んでしまった犯人たちが好きだ。
全体だと橘圭吾と真田警視辺りが萌えかな。五十子さん、たろうのこと皆川とかも良いかも。
影のあるキャラとか、一般的に見て歪んだ嗜好を持ってたり、狂っているからゆえの純粋さを見せる人物に弱いんですよね。（いや、純粋だからこそ狂っちゃったのかな…）
メインの女キャラも、基本的に皆好きです。可愛かったり面白かったり、美人なのに変だったりするところが。