花の名前

2007年1月11日

白泉社 2006-03-04
売り上げランキング : 22192
おすすめ平均

久しぶりの漫画紹介。
今回は花とゆめコミックの『花の名前』です。
小説家と女子高生、遠縁、互いに闇を抱えている…などなどの設定に心惹かれて読みたくなりました。（本屋でひとめぼれ…衝動買いとも言う）
事故で両親を失い心を閉ざした少女・蝶子。
親戚間をたらい回しにされ、彼女が最後に引き取られたのは遠縁の小説家・京のもとだった。
偏屈でぶっきらぼうで頑固…だけど、どこか不器用な優しさをみせる京と共に暮らす内に蝶子は己の中に光を取り戻していく。
優しくて切なくなる純愛が描かれていて、何度か泣きそうになりました。
設定だけでなく、じれったい恋愛展開がお好きな人もおすすめ。（両思いになってもくっ付いてませんし…）
初期から垣間見えるんだけど、今後気になるのはやはり京が抱く闇の部分。
そちらが原因で、二人はなかなかくっつかないわけですからね。歳の差とか他にも色々問題ある気がするけど…
京については、物語的に気になるというのもあるけど、闇を抱いた男性キャラ好きなので京に惹かれる立場としても気になる。
二巻まで同時購入したものの、三巻はまだなので、そちらを読むのが楽しみ。