なんて素敵にジャパネスク 4 〈不倫編〉

瑠璃姫は、吉野で会った峯尾の正体が高彬の乳兄弟・守弥であったことを知り驚く。
そしてさらに煌姫が衝撃の告白をする。
守弥と煌姫が組んで高彬を誘惑したことがあるというのだ。しかも、それは瑠璃姫と高彬の仲を引き裂くためだという。
真相を問いただすべく守弥を呼びつける瑠璃姫だったが、そこに血相を変えた高彬が乗り込んできて…

煌姫の話を聞いて吉野での出来事を特別に思っている瑠璃姫が不愉快になるのは仕方ない。
女の戦いも恐いよね。
姫二人のやり取りにはちょっと引いてしまったけれど、守弥と瑠璃姫の会話にはちょっと笑ってしまった。
姫に頭が上がらない守弥が可愛い。
煌姫の性格はいいところもあるけどきついよなと思ってたけど、高彬が瑠璃姫と守弥の所に乗り込んでくる修羅場シーンはわくわくしてしまったので私も彼女のこと責められたものじゃないな;
高彬は純粋でまっすぐで誠実で昔から瑠璃姫大好きだったからな。
嫉妬深いのは意外ではないかも。
帥の宮の存在はもう不倫レベルじゃなくて陰謀めいてきているような…
高彬も煌姫も皆、宮様に踊らされているような感じで不気味。
他の人の話の中にしか登場していないから、余計にそう感じるっていうのはあるだろうけど。
鷹男が懐かしい。
少しでも今上の話題が出るとかすかなときめきを覚えます。好きだったなぁ。
守弥と小萩にまったく信用されていない煌姫には苦笑。
帥の宮をおびき出そうという展開にはわくわく。
瑠璃姫が相手だと弱い守弥が可愛くて仕方がない。
他の人が相手の時と態度が違うのがなんかいい。
いつになく気になる終わり方だったな。
再読中とはいえ続きを読むのが楽しみ。

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