恋のドレスと翡翠の森 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
恋のドレスと翡翠の森 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)
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青木 祐子
集英社 (2011-07-01)
売り上げランキング: 442,751
集英社 (2011-07-01)
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クリスはガイアスタイン城で愛するシャーロックと結婚するため迫害に耐えていた。
父アルフレードに頭を下げ、なんとかクリスを晩餐会に正体することに成功したシャーロック。
だが、その一方で姿を消していたリンダは、愛人ヒューバートの娘リコと共に行動していた。
リコの無邪気な残酷さが新たな標的に牙を向こうとしていた…
シャーロックの親戚に青年たちは味方か…
シャーリーが今の立場を失っても、誰も彼の代わりは務まらないと思うけどな。
ジャレッド…なんでクレアに近づくかな。話がややこしくなりそうだし、数少ない味方が減りそうで嫌でした。
クリスとジャレッドの恋愛ではないけど、少し距離の近い関係が好き。
彼が言うようにお店のお客様たちはクリス自身に助けられてきたと思うし、クリスが悩める人を惹きつけるのは分かる。
フローラの怒りの理由は想像通りだったとして、リコやアイリスがどう動くつもりなのかが気がかり。
リンダはなぁ、今さらクリスと一緒に幸せになるのは厳しいよねぇ。
今となっては昔ほど怖くないし、幸せになってほしいという思いはあるんだけど。
教会での再プロポーズの話には涙が。
今回の滞在で二人の結婚によって起きるかもしれない問題が具体的になってきて、まだまだ不安はつきない。
でも、二人には結婚して共に生きて欲しいと思う。
そのまま穏やかに終わるかと思ってたまさかの…