銀のパルティータ 求婚者は鏡を抱く

幼い皇帝リオンの即位披露宴に出席した皇太后ローダリア。
彼女は宴の最中にオーシェルの王子イリスと二人きりになってしまう。
突如イリスは倒れ、ローダリアに仕えるフェルナンが「王子殺害」の容疑で捕らえられてしまった。
ローダリアを巡り大陸が動き出すシリーズ第二弾。
ローダリアに次々と反応を示す神獣たち。
どうもまだ彼女には秘密がありそうだな。
それぞれ真剣に思い悩んでるのにローダリアと直接関わる時はどこか馬鹿な言動を取りがちな男性陣が可愛い。
ローダリアの歌声…ここまでくるとただ音痴なだけじゃないのでは?と思いたくなってくるな;
オーシェルの出来事が少しずつ見えてくると辛い。
アテオの謀略の被害者は多そうだ。
アテオというか白麒ジラファはなかなか怖そう。歪んでそうだし。
ハーンも過去に何かあったみたいだけど、神獣ってろくなのがいないな。
多神教の神って結構人間臭くて残酷だったりするし、それに近いイメージ。
こういうのは好き。
新キャラのガトー、時々凄くまともなこと言ってるけど、必ず落ちがあるな;
シェンとイリスの生き方、リオンの思い…どちらもそれぞれ切ないな。
リオンとローダリアのやり取りや関係が好きだ。
ローダリアは甘いかもしれないけれど、一生懸命最良の道を探そうとするし、本当の優しさも理解できる人だと思う。
そこが好き。
ハーンが傷を負った戦といい、ローダリアの血筋といいすごく気になる。
謎は多いけど、ハーンは好みだし。
ジラファとオルガ、それぞれの胸中も気がかり。

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