トワイライトIV

トワイライトIV 上 (ヴィレッジブックス)トワイライトIV 下 (ヴィレッジブックス)
【トワイライトIV 上】
ついにやってきたエドワードとベラの婚礼の日。
あらゆる障害を乗り越え愛を貫いた二人はついに結ばれ、後はベラの吸血鬼への転生を待つのみ。
しかし、新婚旅行で訪れた南の島で、予想外の出来事が…
やっと近づいてきた二人の結婚。
心配事の一つだったベラの両親の説得は難なく通過…となると、他のトラブルが起きるんだろうと不安になってきました。
不滅の子供たちか…ちょっと想像しただけでも、可愛く魅力的で恐ろしい存在なんだろうなと思った。
結婚式の時はやっとたどり着いたという思いがあってちょっぴり感動。
でも残りのページを考えるとそのままハッピーエンドにはならないだろうと分かっていたので、複雑な気持ちで一杯でした。
ジェイコブとの別れも穏やかとは言い難いものになってしまいましたし…
悲観的な時のエドワードの態度は萌える。
悩んでいる男性がセクシーに感じることあるからかな。
ベラ絡みがメインだからときめくというのはあるかも。
そんな感情によってベラとの間にすれ違いが生じたりしているけどね。
本人たちには悪いけど、すれ違いは恋愛モノの醍醐味だと思ってる。
ラストの“予期せぬ目覚め”の内容には驚いた。
状況からして素直に喜んだり祝福できないのが辛いな。
【トワイライトIV 下】
命を懸けた決断を下すベラと、彼女の幸せだけを望み苦悩するエドワード。
サム率いる人狼たちとカレン一族の間に“協定”をめぐって流れる不穏な空気。
サムの群に属しながらもベラを想い続けるジェイコブに待ち受けていた運命とは?
まさかジェイコブの一人称がここまで苛々するものだったとは…彼自身の苛立ち怒り嫉妬が伝わってくるのもあるだろうけど途中までは読んでいて憂鬱だった。
クイルとクレアの様子を知ることができたのは嬉しい。
どちらかというとベラの望みに沿いたいので、エドワードとジェイコブの会話も読んでいて辛かった。
今いる赤ちゃんの代わりという発言がまず不愉快だったし、二人がベラを心配する気持ちも伝わってくるしでなんとも言えない心境。
ジェイコブの決断には胸が熱くなったけど、先行きが不安なのは変わりない。
セスがとにかく可愛く思えてきた。
最初はベラの意思を尊重したかったものの、彼女が胎児に傷つけられながらもその子を愛おしそうにしているのはどうも痛々しく見えてきてしまう。
きっかけや理由はどうあれジェイコブとリアはいい関係を築けるんじゃないかな。そうであってほしい。
途中でそうじゃないかと予想した事態がラストに…
ジェイコブの刻印の相手はもしかしてと思っていた人物でした。
これは最終章が気になるな…

ま行

Posted by tukitohondana

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