小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女(1)


本のサイズの割には文字サイズが小さめな気がする。少し読みにくかった。

内容はアニメのプロローグから丁寧にそのまま描写されているので、アニメの内容復習したい目的で買った私としては当たり。
ラストにオリジナルエピソードもある。

誕生日シーンのエリクトが可愛い。 エリクトの誕生日にあの出来事があったのがより悲劇的に感じられる。

2枚目の挿絵はトマトを食べるシーン。あのアニメ、トマトが終盤まで重要というか目立つので納得かも。
トマトの扱われ方でミオリネの心情や成長も見れる。スレッタとの関係も。
また遺伝子の配列の中に隠されたメッセージがあったりもした重要な存在だった。

次はミオリネと父デリング・レンブラントの対立。
デリングの強引さは納得いかなかったので注目してたこの親子の対立は物語の中心のひとつ。
デリングについては株式会社ガンダムを立ち上げてからは納得できる言動もあったけど、横暴な父親だなぁと思ってた。

グエルはスレッタと出会うことで変わっていくので、彼がスレッタ好きになったのは自然すぎたと思う。スレミオ推しでなければ、このカプにはまってた。
なので、思わずプロポーズしてしまうシーンの挿絵嬉しい。

オリジナルエピソードはスレッタとミオリネの遭難演習。
ミオリネの幼馴染ユーシュラーと遊園地に行くスレッタ、ニカ、チュチュ。
オリジナルは全体的に軽く和む感じの内容だけど、2巻に続く形で終わっている。

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