お菓子な島のピーターパン ～Do you like chocolate？～
ピーター＝パンによって、不思議な世界ネバーランドに連れてこられたウェンディと弟たち。
彼女たちはお菓子コンテストの審査員として迎えられ、無事審査を終えれば帰ることができるらしい。
ところが、ウェンディはお菓子を食べることができなくて…
最初は主人公がお菓子を食べないのを読んで意思が強いなと思う一方で、そこまで意地をはらなくても…と思っていました。
後になると色々事情が分かってきてなるほどという…
QuinRoseのキャラは相変わらず物騒だけど可愛いな。
今や王道になり気味だけど、フックみたいなタイプが甘いもの好きだと可愛い。
海賊の皆もいい感じに物語に絡んでくるし、彼らなりの絆というか家族って雰囲気がいい。
どちらかというと不仲な方が気になるので、今回は海軍のシザーが気になりました。
時計ワニを恐れているフックは可愛いけど、理由が理由だけに気の毒で笑えない。想像を絶する恐怖だろうな…
舞台等ではウェンディの父親とフック船長を演じるのは同じ俳優というのを以前見かけたので、フック船長は父親を表す部分があるのかな。
これでも父親と似ているという設定みたいだし。
ありのままの自分を受けいれてくれる人がいるっていうのはいいなぁと思う。
そればかりじゃもちろん駄目なんだろうけど、恋に限らずそういう存在は大事にしたい。
意地っ張りで気が強くて捻くれているようでまっすぐなウェンディが好きでした。
今回の話ではピーターとティンカーが敵ポジションになっていたので彼らサイドにウェンディが残った場合の話も読んでみたいかも。
去っていくピーターにはちょっと惹かれるものもあったし…
ラストまで海賊の皆さんは可愛かった。（船長含めて）