デュラララ!!×11

アスキー・メディアワークス
発売日:2012-05-10

東京・池袋を襲う様々な謀略によって消えていくダラーズの関係者たち。
門田を心配する遊馬崎と渡草、各々の愛を語らう美香と誠二、大人の事情に巻き込まれた波江。
彼らは療養中の新羅たちのもとに吸い寄せられるように集まってきていた。
一方、門田を見舞う杏里の前には情報屋が現れ、彼女の心をかき乱していく。
そんな混乱する池袋の街中に、セルティの首が投下されて…

森厳さんがいきなりフリーダムすぎて吹いた。いや、皆だったか…
人類を脳に見立てた上位存在→九十九屋さん?
いや、分からないけど、この人謎なので。
森厳さんと鯨木さんの会話が面白い。
森厳さんが出てくるとその場がカオスになるから好きだ。まあ、他の人もどこか変なんだけど。
やっぱりセルティが一番気の毒である意味まともな辺りは彼女が主人公っぽい。
そういう可哀想なところも凄く可愛い。
この作品は勢力が沢山あるので、敵味方の境界線が曖昧なところがいい。
ギルド結成の辺りは燃えた。
この集団の誕生が今後周囲にどんな影響を与えるのか、とても楽しみ。
狩沢さんがかっこよくて惚れる。
一方、杏里に対する臨也の言葉が相変わらず下衆でだな…こっちもある意味惚れなおした。
帝人と臨也の会話がこれまた面白い。
臨也の高ぶった感情が伝わってきてるみたいにすごくわくわくしてしまった。
波打ち際に立つ前の帝人の立場が好きだったという思いもあるけど、今のぎりぎりな感じも見てて楽しい。
こう考えると臨也の思考も分からなくはないんだよね。むしろ共感できるという…
物語として楽しむんじゃなくて現実でそれを楽しもうとするから臨也は異端というか危険人物なわけで。
今回は狩沢さんが美味しい役だったな。喫茶店の会話への乱入もよかった。
これはますます複雑なことになってきたな;
続きが楽しみなような不安なような…とにかくこの混沌とした状況に一段落つくのを見届けたい。

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